試行調査が随分前に実施され、大手予備校は傾向を反映させた模試を実施し、今年の得点率ボーダーを秋に出した。前年までのセンターボーダーから軒並み5%ボーダーが低下している。これは、センターより共通テストの方が点数は取りにくいと意味している。しかし、できる子は共通テストの傾向対策をしっかりやって、前年センター得点率に遜色ない成績を取るだろう。この予想の根拠は、現在在籍している受験生の成績を基に検討するもので、センター過去問をやらせて、試行調査の反映を入念に行っている模試成績の比較を行ったところから判断した。上位校、医学科受験生は前年センター得点率によるボーダーの判断を行い、今年のボーダーで受験判断した場合でも総合合格最低ラインを従来の得点率を採用して、個別試験対策をとるつもりである。
共通テストのこと
更新日:2020年12月9日
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