国公立大学の定員数から考える
2021年度の定員数は95,535人、現在中学生の子たちの世代の出生数は各学年100万人を超えている。その100万人の子たちが大学進学率55%ぐらいとして、60万人で競争して9万5千の座席を目指す競争。平均競争率は6倍以上。
国公立大学は国費が投入されているコスパの良い大学、研究も国費が投入されている金額が多い。科学研究費上位30大学の中に私立大学は4大学だけ。研究費を受けることができる大学は重要な研究をやっていると国から認められているということ。
研究費をもとに国立大学と私立大学の比較の話をするのか説明すれば、
2021年度の科研費受給額1位は東京大学214億円となり、10%が東京大学に配分された。申請をして審査をうけ受給できるか決まるのだが、東大は採択される確率が40%と非常に高い。理系も文系も入っており研究が盛んであるということ。
大学に何のために行くのか考えたことがあるだろうか?
自分の身の回りの現象をなぜだろうと考え続けたことはあるだろうか?
そういう関心や力の強い人たちが集まることの意味を考えてほしい。
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