学習者は真の理解を修得するには、どう勉強すれば良いのだろうか?このテーマ5回目。テーマ最終回は塾の変化、広く述べた場合の学習者へのアシストのあり方を交えて書いてみる。
ここまで、基礎学習で重要なことは記憶に残る学習手段を選択し、概念の理解、学習者がイメージを自分の言葉で考え理解していくことが重要なことを書いた。
(基礎学習者が陥るパターン)
A 記憶に残る勉強法を継続しない
B 点数という結果のみ求める
C イメージ力が弱い、図式化困難
D 基礎を馬鹿にする
E 真似をしない
F 答案を読む相手側に立てない
G 素直になれない
H せっかちで作戦方針を作らない
I 模試に振り回される
J 自分の言葉に変換できない
K 自分を疑う見直し作業をしない
L 繋がる瞬間の到来を信じない
(指導者や塾の陥るパターン)
1 経営の効率が優先する
2 インプット比率を高くしすぎる
3 記憶に残るプロセスを軽視
4 生徒の真の理解を確認しない
(保護者の陥るパターン)
① 結果のみ気にする
② 塾で授業を受ける時間安心する
③ 基礎重視という言葉が不安
④ 繰り返しの時間が多いのも不安
⑤ 得点upの必殺技がないのが不安
⑥ 多くの人が利用する塾が安心
(塾及び指導のあるべき方向)
ア できる子は更に伸ばす
イ どんな子も伸ばす
ウ 学習到達分析が得意である
エ 進路出題分析が得意である
オ 知識が繋がる瞬間を知ってる
カ 添削や口頭試問にて確認する
キ アウトプット学習比率が高い
(学習者へのあるべきアシスト) ●愚直な繰り返しを励ます
●必ず知識が繋がる瞬間が到来し、覚醒することを信じ、繰り返し、真似をして、自分の言葉でイメージをすることを囁き続ける
●各項目の繋がりを俯瞰させるように何度も全体的に流す学習速度を推奨し続ける 以上
Comments