その塾には、近隣5校の中学生が400人以上通塾していました。教科書を学校より先取りする授業、小テスト、宿題では短文暗記をさせて、3年生は10クラスに分かれていました。習熟度別に4段階のレベルに分けた授業内容でした。実力テストが年間五回、クラス替えもその都度行いました。下のクラスから、上に上がった子はフォローして定着化を図ります。しかし、疑問に思うことがありました。トップ校に合格する塾生の比率が、中学校と変わらない点でした。中間層からの成績上昇率が悪いことを意味していました。全塾生に対する上位校合格比率を中間層のお子さんをお持ちの御父兄さんは、気にしてみてください。そこが塾生の管理ができるか否かの塾の力量が現れるポイントです。
top of page
bottom of page
Comments