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執筆者の写真独習塾ALGO 代表

高校入試が終わったお子様を持つ保護者の方へ

 高校入試が終わりほっとしているご家庭は多いと思います。今や3分の1以上のご家庭が、推薦入試や私立専願入試を希望していますね。ところでその高校入試が終わりほっとしているところですが、近年の大学受験も共通テストをはじめ難化していることは耳にしていることと思います。私立文系大学のトップ校も数学を必修科したり、新科目「情報」が共通テストに導入されたり、令和7年度以降の入試はさらに条件が厳しくなる模様です。

 人工知能は人間の能力を近々超えると予測されています。そしてもう世間を騒がせているAIには部分的ですが超えているものもあります。そうした分野を経営効率向上に導入し、人口減少や高齢化社会に直面する先進各国の産業における課題解決を図っているのが現在の世の状況です。そうした世の中で、必要とされる人間になるにはどうしたら良いのでしょうか?まさに今ほど変化が大きな時はないと考えます。工夫する・発明する・考える・信じる・思いやる・心地よく感じる・苦痛であることを知っている・意地悪をする・疑う・考えなしに行動する・言われた通りにだけ行動する・しきたりとして従来通りの行動を行う。人間の活動は多岐にわたります。心の動きや意味合いを複雑にもち、神秘的なことに優先事項を置く場合もあります。言語の体系も歴史と共に変化を伴います。人間は遊びを重視する動物だからです。

 したがって、AIは過去のデータを元にこれまでの組み合わせから最適値を選び出すことはできても、例の無いところから新技術を予測により実験を重ねる手伝いはできても、予測と新創出を行うことが「ひらめき」のフィルターを通すことができないために苦手とします。繰り返すことや膨大なデータの中から抽出することは得意なAIを利用しない手はありませんが、AIに任せることができない分野は今後も残っています。そうした分野で仕事をすることができる人間になるために教育の形も変わると思います。そうするとテストの形も変化してきますので、より高度になることは間違いないでしょう。

 人間と知の結びつきを理解していく過程が大学学部課程だとしたら、一部の知だけが突出して高度になることは知の世界に革命が起きている状況です。飛躍的に伸びた一部の知を活用してさらにパラダイムシフトが起こせないかを考える人材が必要になってくるということです。


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